取引先に商品を届ける配送車両は、多くの企業で自社のイメージにあった塗装をしています。これは広告宣伝のためにはとても効果的で有効な方法だとの認識が浸透しているために、わざわざどこの企業でも塗装をしているわけです。しかし塗装の場合には致命的な欠陥があって、時の経過とともに色あせたり剥離したりしてしまいます。せっかく綺麗に作っても定期的な塗り替えが必要になりますし、その経費も見過ごせません。
配送車両は常時運行されているのが普通ですから、車検などどうしても止めなければならない時以外で運転出来ないのは、業務上も支障をきたします。しかし塗装し直すとなるとある程度の日数も必要です。かといって汚れた状態ではせっかくの広告効果もむしろ逆効果となるのです。こうした場合には配送車両にもラッピングを用いるのがおすすめです。
ラッピングは専用フィルムを使っていますので、発色もよくより綺麗に仕上がります。全く劣化がないわけではありませんが、剥がす事も可能ですからすぐに張り替え出来るのです。大がかりなラッピングであれば業者に出す必要はありますが、例えば社名やロゴ、あるいは簡単な彩色などであれば一般の人でも貼り付けることが出来ます。こうした手軽さがありますので、ラッピングなら配送車両をずっと綺麗な状態にしておけますし、自社の中で加工もしてしまえば、運行停止の時間も最小化出来るだけでなく、コスト面でもずっと安くつきます。