車体にラッピングをしてデザインを表現したり、広告などを印刷する事が近年の人気となっています。一般車両だけにはとどまらず、大型のトラックやバスなど様々な物で導入されている事が特徴です。その中でも会社などで物流に使用する、「配送車両」にラッピングをして活用する事にはどんな特徴があるのでしょうか。まず大きな面積で印刷をするのが可能ですので、宣伝効果が高まり広告としての役割を果たすというポイントがあります。
配送するルートを走っているだけで自然と目につき、会社名や商品名などを印象付ける事ができるのがメリットの1つです。最近では会社の電話番号などの他にも、QRコードを記載しているといったケースも増え、スマートフォンなどで読み取る事が可能です。歩行者の方などが配送車両のQRコードを読み取って、すぐにアクセスする事ができるため、配送依頼や配達の注文などを受け付ける事ができる点もメリットです。このような配送車両にラッピングをする際にかかる費用相場は、おおむね4トントラックの場合で20万円~30万円程とされています。
ラッピングは全塗装する場合と比べて、作業の時間が短い事がメリットとなっています。気軽に貼り替える事ができる事もあり、コスト面でも抑える事ができるでしょう。必要に応じて宣伝したい商品の内容を変更する事も可能で、短い期間で内容を柔軟に変えていくといった活用方法も考えられます。今まで塗装を中心に利用していたという方は、ラッピングの利用も検討してみてはいかがでしょうか。